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問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!?
2019.09.24 (Tue)
問題は「タコつぼ」ではなく「タコ」だった!? (2017/10/16) 著者: 友成 真一 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン 商品詳細を見る | |
問題はタコつぼでなくタコだった!? (2008/01/13) 著者: 友成 真一 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン 商品詳細を見る |
早稲田大学大学院教授である、友成真一氏による「自分経営」入門です。「自分経営」と聞くと、自分をマネジメントする方法と思いますが、本書はもっと本質の部分を説明しています。
『「自分」というのは「他者」と「分」かれた「自」』というように、最初から「他者」との関係を前提にしていると、書かれています。他者抜きには、自分は存在しない。他者があるから、自分を知ることができるそうです。
また友成氏は、ルールや常識を「タコつぼ」と呼んでいるようです。
『一人一人、自分の小さなタコつぼに入っていて、他者も違うタコつぼに入っている。そして、家族や会社といった中くらいのタコつぼに、自分のタコつぼごと入っている。
タコつぼはそれぞれ違うということを気にかけたり、認めれば、世の中のほとんどの問題が解決する。喧嘩、いじめ、ハラスメント、そして戦争さえも、しくみがわるいわけではなく、他者に気を配れば、問題は解決する。
つまり、タコつぼが悪いわけではない。そして、これからは、そのようなタコつぼ(組織)にこだわっていては、やっていけない。それぞれ違うタコがどうしたいか、どうしていくかを、大切にしないとタコつぼ(組織)もつぶれる。』
まちづくりの関係で、友成氏とゼミの学生と何度かお会いしましたが、みんな活き活きしていて、人も尊重しながら、自分を表現できる若者でした。とても刺激を受けました。
(あん)
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